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株式会社ナナシフードサービス
とんこつらーめん「七志」
総料理長 河口様

私がなかなかOKと言わない中、本当に根気よく付き合ってくださいました。
最終的には、その努力や熱意におしきられた感があります。

Q1御社の事業について教えてください。

16年前に事業をスタートして、今は神奈川、東京を中心に「とんこつらーめん 七志」を10店舗経営しています。

もともと社長と私が同じ中華料理チェーンで働いていたのですが、そこは厨房や制服なども含めて、おせじにもきれいとは言えないようなお店だったんですね。

その当時は友達や家族を自分が働いているお店に呼ぼうとは思えませんでした。きたないのが恥ずかしくて。

だから逆に、俺たちで家族や友達を呼びたくなるような、きれいで清潔なお店を立ち上げようということで2人で一緒に会社を作ったんです。今でも変わりませんが、自分が料理部門を統括・運営して、社長がマネジメント、という役割分担でした。

Q2どういう経緯で商和の餃子を使い始めましたか?

5年前くらいにいい業務用餃子はないかと探していました。

お店が大きくなって、餃子を作りきれなくなってきたタイミングで、いい業務用餃子はないかと探していました。

当社が中華食材を買っていた卸さんに相談したところ、全部で4~5社紹介されたんです。なので、最初の候補としては商和さん以外にもいくつも名前が挙がっていたということですね。

Q3商和を選ばれた決め手は?

商談している間に、誠意を感じたのが大きいです。

オリジナル餃子を作る前提で商談を進めていく中で、最初、肉汁が少し漏れてしまうというトラブルがあったんです。それに対して、商和さんは餃子を成型する型を当社用にわざわざ作ってくれたんですね。私もこの業界は長いですが、そこまでやってくれる業者さんは本当にいない。

かなりの経費がかかるでしょうしね、実際。 最初お話してから、商品が完成して取引がはじまるまで1年くらいかかったんじゃないかな。

私がなかなかOKと言わない中、本当に根気よく付き合ってくださいました。 最終的には、その努力や熱意におしきられた感があります。 型を新しく作ってもらっている手前、おいそれと簡単にやめるわけにはいかない。今思えばご商売が上手なのかなと思ったりもしますけど(笑)

Q4商和の冷凍生餃子を使われてみていかがですか?

品質はあきらかに向上しました。餃子を手でまくのって、結構難しいんですよね。

上手なスタッフだけならいいんですが、自分たちで作ると、どうしてもばらつきが出てしまう。 特に、新入社員や新人バイトに作らせると、どうしても一定割合、お店で使えない餃子ができてしまうんです。まかないでも食べるんですが、毎日餃子というわけにもいきませんから、どんどん冷凍庫にたまってしまう。まず、この問題が解決されました。

また、アルバイトの入れ替わりがある中で、餃子の作り方を教えるという時間と手間もかかっていました。特に、高校生とか若い子におぼえさせるのがとても大変だったんです。10店舗もあるから、毎月のロスと人件費に頭を悩ませていましたが、その心配もなくなりました。 コスト的にもたいへん助かっています。

Q5御社の今後の展望を教えてください。

いろんなブランドに「Produced by 七志」というのを付けていく。

今は「とんこつらーめん」というジャンルでお店を展開していますが、今後は積極的に別の領域に挑戦していきたい。

例えば「たんめん専門店」「担々麺専門店」とか、そういった少しエッジのきいた専門店のジャンルを七志がプロデュースしていく。いろんなブランドに「produced by 七志」というのを付けていく。そういう展開を狙っています。

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